2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

詩『せめてそのくらい分かって生きていく』

くだらない仕事に従事し 上司からあれやこれや指示され けど最初 そこには優しさらしきものがあった 俺は勘違いした こいつ、いい奴なんじゃないか? けど次第に明らかになってくる くだらない仕事だと思っていたのは俺だけじゃなかった 奴もまた多くの人間…

詩『苦しみがまたがるシーソーの反対側には誰も腰かけないということはない』

なんだかいろんなことがうまくいかないで 苦しいような気がしたら あるいは苦しみを予感して脅えたらな もうその時点で苦しみの領域にしっかり立ってる すごく苦しい 少し苦しい 苦しみはそんなふうに分けられない からっぽの部屋の床に積もる埃のように ど…