詩『孤独のメニュー』

 

砂漠の真ん中の孤独

 

夜中の甲板での孤独

 

群衆の中で感じる孤独

 

ベッドで力尽きたときの孤独

 

あたたかい家族を見たときの孤独

 

同じ空間にいながら言葉も視線も交わさない孤独

 

あげくの果ての

うまく焼けたステーキを食うときの孤独